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友だちの輪 イン トーキョー

こないだ高円寺に久しぶりに、たぶん10年ぶりくらいに行ったけどやっぱこの町のことあまり好きじゃないなーって思いながら帰ってきた。だいたい中央線ってやつはよー…そんな感じで、最近は特に心動かすこともなくて、加齢臭を香水で誤魔化す日々、人生置きに行ってる感がすごくて書くこともあまりないんだけど、ちょっとだけ気になることがあったのでメモしておく。

最近知り合った少年(25)と飲みに行ったらそいつのお友達(26)も来て、みんなでおうちにピザの窯あるとかサワー酵母を使ったパンの焼き方はとかニョッキづくりの楽しみとか差しさわりのない炭水化物の話ばっかしてた。でも、なんかの拍子に「少年の友だちがアメリカ東海岸で起こったテロの犯人だった」て話になったわけ。酒が回ってたとはいえなんで少年がそんな話を場にブッこんだのかわかんないんだけど、それでどういう関係だったのかとか警察来て取り調べがあって大変だったねとかアメリカで逮捕されそうになった時の話とか給付型奨学金がどうのこうのってまた差しさわりなくなってきたところで、お友達が「俺もさー」とか言い出した。お友達は話が長いんだけど、短くすると、お友達の友だちがISISに入って自爆テロ起こしたって話。ムスリムに生まれたわけでもないのになぜとか、ヨーロッパでアラブ系の外見で生きる難しさとか、大学の制度とか。深入りできる仲でもないのでまたバーベキューの計画の話に戻ったけどさ。

この感覚ってなんだろーね。「友だちの友だちがテロリスト」てゆうのは日本にいてもあり得る話だと思ってたの。でも、いざ一同に会すると思ってた以上に世界は狭い。それだけなんだけどね。行けば行くほど、東京に閉じていく気がしてる。少し怖い。

標準治療から受けるストレスで病むかもしれない

あたしは若年がんサバイバーで、一回手術したあとに再発してまた手術して今、経過観察4年目だ。臓器が数個無くなったしついでに家も燃えたけど、とりあえず今日は元気だし買い物も好きだ。飛行機で外国にも行く。ただ、3か月先のことはわからない。

がんの標準治療てゆうのは無情なもので、こうゆう場合はこう、ってすごく簡単なフローチャートで決められている。え、そんだけしか分岐ないの?みたいな。もちろん、フローチャートにまとまるまでには膨大な研究と年月が費やされたのは間違いないが、自分の人生を簡単なフローチャートに委ねるって絶望的なことだと思う。また、エビデンスがあるから/ないから治療を諦めなければいけないとか、統計的有意差が認められるから臓器は取りましょうとか、抗がん剤で約50%の人が良くなってー良くなるとは腫瘍が小さくなることでどうのこうの、そうゆう数字としての自分を受け入れていかないといけない。

【簡単なフローチャートの例】
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引用元:https://gansupport.jp/article/cancer/ovary/2686.html

医者は統計を提示した上で、「あまり時間ないですけど、どうします?」って選択と決断を患者に強いてくる。がんは進行するから時間がないのは事実、患者が治療方針の決定をするのも正しい。でも、どう返事しても患者は数字としての自分を受け入れたことになる。確率論に沿って選択を重ねていくのが人生なのか?とゆう疑問が常に付きまとう。あたしはもうあのアイヒマンの非人間的な言葉「一人の死は悲劇だが数百万の死はただの統計」に同意せざるを得ない。標準治療はたくさんのがん患者を救ってきた。でも、ものすごい非人間的なものなのだ、標準治療って。

 

したがって、がんになってしまったが最後、医療、から受けるストレスも半端なくて、予後のことだけでも心配なのに治療で人間性を否定され続けるとゆー二重の苦しみを味わうことになる。

代替医療?宗教?ニセ科学?そうゆうのに傾倒してしまう人の気持ちがわかる。がんになって散々エビデンスに苦しめられたんだから、エビデンスなんか必要ないのだ。たった一例「これで寛解した」てゆうのがあればいい。そうして統計を否定して人間性を回復することが、代替医療を採用する目的なのではないかと思う。

あたしは配偶者のがんが安定したからと浮かれてブログに代替医療関連製品へのAmazonアフィを貼りまくるくたびれはてこを笑う。それは他人に売りつけるものではないと思うからだ。と、同時に、はてこの行為を「アウト」「削除をすすめる」と断罪するカスのことを絶対に許さない。2人に1人はがんになる時代なのだから、是非がんを経験していただき、標準治療の無情と仲良くしてもらいたい。

スキルス胃がんステージ4 手術不可能の告知から一年 - はてこはときどき外に出る

今回のはダメです。全部削除することオススメします。明らかにアウトの件が混ざってしまった/参考http://www.gohongi-beauty.jp/blog/?p=18788 http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20110527

2017/02/23 14:22

b.hatena.ne.jp

東京で家財を探した時のこと

一年とちょっと前に不在時に自宅が全焼するてゆう中々レアな経験をし、家財が一切合切なくなっちゃって住むとこもなくなってしまった。とりあえずユニクロで服だけ揃えて神保町の友達の事務所に居候してたんだけど、いつまでも住まわしてもらうわけにもいかんし、じゃあ逆に家買うたらワイの人生どうなってしまうんや?逆にwwwってなって山手線内にこじんまりとした中古マンションの一室を買った。職業不詳住所不定なあたしの買えるマンションなんかたかが知れてて、小さいし変な間取り!けど、そこが意外と住みやすいし、窓から富士山も見えるしでだいたい満足してる。

ソファ・サイドテーブル・リビングテーブル・ベッド・カーペット・机・作業イス・家電(テレビ、冷蔵庫、洗濯機、空調機、掃除機 )、キッチン用整理棚、本棚、布(カーテン、布団とカバー)などなど

ほとんど燃えちゃって何にもないから全部新しく買わないといけないのだけど、買う店ないのよね~…

近所の店に行ってみた

最寄りの家具屋は家から徒歩2分の桐家具屋なんだけど、店頭に桐家具は一切置いてなく、2300円の本棚とか4980円のカラーボックスとかそんなんばっかり置いてある。桐家具は注文販売なんだろーか?でもそもそも桐家具は欲しくない。どうでもいいか。

2軒目は昔ながらの家具屋さん、問屋さんから来たであろう家具が並んでいる。しかしまずラインナップが「食器棚」とか「リビングボード」とか今日のあたしの生活スタイルに合ってない。ソファとかあるにはあるが、ダサい。なんで赤い合皮?

3軒目、ペルシャ絨毯屋。くそ高い。約4.5畳弱、150万円。まあわかる。シルクだもんね。もちろん買えない。「触っていい?」て聞いたら断られたわ。客じゃねーしな。でもあたしゴルメサブジ(イランのシチュー)好きなんですよねーとかこのピアスの青い石はアフガンのやつでーとかどうしょうもない中東トークしてたらイイね!てなって「IKEAのカーペットはガチ」てゆう情報を得た。いいやつじゃん。それからとゆーもの顔見たら挨拶してる。

意識高そうなインテリアショップに行ってみた

まぶしい。高い。近所の家具屋の「食器棚」と同じジャンルの家具が「カップボード」として君臨してた。20万円。いらんし。輸入家具って広い家に住んでることが前提だよね。無理。10代の頃は「お金があったらコンランショップで家具買いたい」とか思ってたけど、今にして思えばないわ、派手すぎて生活できない。むしゃくしゃするからあのころ意識高かった自分を殴りに行きたい。

新宿OZONEにちょっとこじんまりした家具のお店があった。結局そこでは買わなかったんだけど、ああいう店増えたらいいのになー。

若者向けインテリアショップに行ってみた

フランフランとかビーカンパニーとか、ルミネに入ってそうな店。安っぽい。高いのに安っぽい。食器棚、5万円、ガタついてる。

家電量販店に行ってみた

家電は通販で買うと設置が面倒なんだよね。なので、量販店しかない。新生活一式ください。予算?全部で50万くらいかな?とかゆう客が量販店において上客でないはずがなかった。結局10万円くらいおまけしてもらった。あとポイントでPS4を貰った。

中古家具販売店に行ってみた

燃え残ったソファをOHすることにした。もともと中古で買ったGETMA GE240の3シーターなんだけど、1960年代からずーっと頑張って使われて来たのに火事くらいで廃棄できるかー!と奮起。

修理工房のお姉さんは、真っ黒になったソファ見て絶句してたけど「任せてください」て言ってくれてとても心強かった。OHと布張り替えて15万円、4か月かかって帰ってきた。まあそんなもんだろ。あと20年くらいは使いたいよ。

ここでも食器棚は15万円とか。ヴィンテージ?中古だよ?

通販した

アイリスオーヤマ最高かよ…なんかあの棚?だいたいどこでもちょうどいいサイズ見つかるから何個も欲しくなる。でも絶対なんかの罠なので、キッチン用に一つだけ買った。のに、購入一年で買い換えたくなってる。何が悪いんだろ、奥行かな。キッチンのデザインが悪いてゆう考えもあるけど、それ言い出したらキリないよね。なんとかならないかな。

中古の作業イスを衝動買いしたのに加え、ベッド、マット、TVボードは結局通販で買った。搬入のこと考えないでいいって便利だよね。

IKEAに行ってみた

IKEAは体力勝負だよ、といつも思う。広いし子どもが多いから気も使う。ショールームは選択肢が多すぎるし、倉庫は家具が見つけられなかったり荷物につぶされるんじゃないかと不安になる。IKEAを楽しめるのは、家具を買う気がほとんどない人間ではないのか…と、ぶつくさ言いつつも間接照明器具をいくつかと、サイドテーブルと机、キッチンの収納用品を買った。家具は重いし組み立てはしんどい。運搬は知り合いのおっちゃんに車出してもらった。もう当分IKEAに行くことはないであろう…遠いし。

ところでカーペットはガチだった。B級よりちょっと上、くらいの品質のがすごい値段で売られている。15万円分くらい買ったった。ありがとう、正直な絨毯屋!

一年経っても本棚が見つからない

ちゃんとした木でできてて、頑丈で大型本と文庫が収納できて…って理想の本棚は頭にあるのだけどなかなか見つからない。近所の桐家具屋にオーダーすべき?まあいいか、本は全部燃えたし。ゆっくり探そう。何なら作ったっていいわけだ。

真綿布団をもらった

うちのばーちゃんが真綿引きにはまってて、真綿引いては布団にして誰かに上げてる。真綿引きっていうのは一個の蚕繭を四隅からびーっと引っぱり布団大の大きさにする。それを300枚-600枚重ねて一枚の布団にする、という気の遠くなる作業。そうしてできた布団は夏涼しく冬暖かい快適なものなのだが寿命は5年くらいしかないという、あたしにとってはものすごく贅沢な品なのだった。ありがたい。そして申し訳なく思う。ニトリに行けば、一年で使い捨てられる布団を安く買える時代なのに、ばーちゃんそんな手間暇かけなくてもいいんじゃないの…?

って思ってたらid:Midasさんからコメントもらった。

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真綿布団は消耗品でなく言葉の正しい意味でのブランド品。基本修理できない(最初のフィーリングは戻らない)儚さに価値がある。婚礼等に真綿布団を持たせるのは「生は不可逆(後悔しない様に生きろ」という意味>id:masudami

2017/02/22 16:38

そっかそうゆう意味かととてもしっくりきた。

あたしの布団は花嫁道具ではないんだけど、引き続き振り返らずに生きようと思う。


長くなったけど、結局、通販とIKEAと家電量販店、ばーちゃんにお世話になった。東京で買い物すんのは難しいわ。